犬の足裏にある肉球は、足の負担を減らすクッションや滑り止め、汗をかくなどの役割を果たしています。

近年、フローリングの床が増えたことから、足裏の毛が伸びた状態では犬が滑りやすく、怪我をする危険性が高まります。

◇熱中症防止

毛を短くするカット（サマーカット）により、毛の中の空気の入れ替わりが良くなり、体温がたまりにくくなるため、熱中症を防止します。

ただし、過度に短くすると皮膚が紫外線にさらされたり、生えてくる被毛の質が変化する可能性があるため、トリミングの際には注意が必要です。

◇ノミ・ダニから守る

毛が多い犬種は、ノミやダニなどの害虫が隠れる場所が増える傾向があります。

動物病院で処方される予防薬を使用するのが最も効果的ですが、毛を物理的に減らすために定期的なトリミングも害虫防止に役立ちます。

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